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映画「にがくてあまい」のあらすじをご紹介 [映画]

成り上がりのOLと女嫌いで男好きの高校教師。

この男女が共同生活をします!!っていわれたらどうなると思いますか?

今回は基本ドタバタ、時々切ない男女の物語をご紹介します。

2016年実写映画化が決まった「にがくてあまい」という作品があります。

主演は、川口春奈さんと林遣都さん。

この2人が演じる物語の主人公たちはどのような人々なのでしょうかね。

では、ご紹介していきましょう!!

1.概要
まず、「にがくてあまい」のご紹介から。

「にがくてあまい」は小林ユミヲ先生が2009年からマックガーデンが出している雑誌「EDEN」にて連載されている少女マンガです。

現在(2015年12月3日)、単行本は11巻出ています。

では、あらすじをご紹介していきましょう!!

2.あらすじ
1)出会い
大手広告代理店に勤務しているキャリアウーマン・江田 マキ(えだ まき)。

彼女は、いきなり脱サラし、田舎で有機野菜の農家を始めた父の影響で、野菜が大嫌い。

料理が全く出来ず、かなりの偏食家。

それに加え、男に全く恵まれないアラサー独身女子。

男子校に勤務している美術教師・片山 渚(かたやま なぎさ)。
料理はうまいが、完全菜食のベジタリアン。

イケメンだが、男色家なため、女にモテルが興味は一切なし。

そんな対照的な彼らがひょんなことから出会い、そしてなぜか同居することに・・・。

最初は喧嘩ばかりしていた彼らだったが、

マキは次第に渚に惹かれ、渚は自分の料理をとても美味しそうに食べるマキの顔を気に入り、一緒に過ごしていくうちに、少しずつではあるが距離を縮めていく。

そして、共同生活をしていくうちに、2人はお互いの過去に触れることになる。

2)マキの過去
マキは、田舎で農家を始めた父に反発し、家を出て1人上京。絶縁状態になってしまう。

田舎に行く前に付き合っていた彼氏には浮気をされ、行くところもなく、キャバクラで働いていた。

今の職場には、キャバクラで知り合ったお客さんの紹介で、入社した。

そのことを一番恥じているのは、マキ自身であり、一番親のことを気にかけているのもマキ自信であった。

恥じているからこそ、そのことがばれないように。

そして、誰よりも上に行くために、仕事を頑張っている。

マキの実家が有機野菜農園をしていることを知った渚は、マキと共にマキの実家へ。

そこで、渚はマキのお父さんである豊(ゆたか)を好きになってしまう。

複雑な思いのマキだか、その訪問で絶縁状態だった実家と連絡を取れるようになり、

関係を修復させていく。

3)渚の過去
渚は、マキと同様家族との関係がよくなかった。

渚には、翼(つばさ)という兄がいた。

仲良かった兄弟だが、くだらないことで喧嘩をし、仲直りをせぬまま、兄は病気で死亡。

兄を溺愛していた母親は、渚を拒絶。

それ以来、渚は女を嫌い、男を好きになっていった。

母親は現在体を壊し、入院中。

渚を自分の息子と認識できない状態にあった。

そして、渚には今でも忘れられない好きな人がいた。

立花アラタという大学時代の先輩で、性別・男性。

マキが住む前に、渚と共に一緒に暮らしていた彼。

彼は、母に拒絶され、男性を好きだという性癖もあり、荒れていた少年時代の渚をすべて受け入れてくれた唯一の人であり、恩人。

現在、アラタはインドでボランティア活動中に知り合った女性と結婚している。

既婚者であるアラタに対して、いつまでも想いを断ち切れない渚。

それをなんとかしたいと思うマキだった。

アラタはマキに対して、「渚を頼んだ」という。

過去の経験から人を信じられない渚は人と壁を作る。

マキにはそれがないと感じたアラタは、マキに渚を託したのだった。

マキは渚の母親に、渚の料理を食べさせる。

母親との思い出のある料理を作り、食べさせた結果、昔みたいとは言わないが、

少しずつ親子としての会話を取り戻していく。

4)今後の展開
渚には、まだマキに隠していることがたくさんある。

マキは、渚を一途に思いながら、渚に「壁」を作られながらも、自分なりに渚を支えて、真正面からぶつかっていく。

渚の兄・翼と両思いだった若手女優・青井 ミナミ(あおい みなみ)の登場や、

マキの海外赴任の話が出てくるなど、2人はいろんなことに巻き込まれ、時に巻き込んでいく。

行きつけのバーのマスターや、和解したマキの両親、2人の同僚など、

2人を支えてくれる人たちに囲まれ、2人は過去と向き合い、自分と向き合い、

共同生活をしていくのであった。


こんな感じのお話です。

切ない内容は多いですが、マンガの内容はとても明るいです。

主人公2人の背負っている過去が重い(特に渚)ですが、2人はそれを表に出さないので、

普段はとても明るく喧嘩するときはバカスカやっています。

それが面白くて面白くて、仕方がない。

渚の好みの男を見てメロメロになるシーンや、マキのON/OFFの切り替わりのシーン、

何より、2人の言い合いのシーンなんかは、面白くもあり、ハラハラドキドキします!!


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